毛深いメリットを考えたら現代において全く必要ないものばかりだった・・

皆さまこんにちは、アラサー主婦のnullchanです（＾＾）

毛深いことで悩んでいる皆さまは、「ムダ毛って一体何のために生えてくるんだ！？」と思ってしまうことがありますよね。

剃っても抜いてもしぶとく再生してくるムダ毛を見ると、その生命力の強さにイライラしてきますよね。おまけに、一度剃ると前回よりも太くなって生えてきますし・・・。そうまでしてムダ毛を維持させようとする身体の本能が謎です。しかし、何か理由があってのことなのでしょう・・・。

そこで今回は、あえて「毛深い」ことのメリットを色々探してみることとしました（＾＾；）これを読めば、自分のムダ毛をほんの少しだけ愛せるかもしれませんよー！

ムダ毛が生えている理由とは？

そもそも、ムダ毛は一体なぜ生えているのでしょうか？

ムダ毛の役割として、例えば次の４つを挙げることが出来ます。

①　素肌の温度調節を行う
②　外部の刺激から素肌や器官を守る
③　外部からの刺激を感知する
④　身体の毒素を排出する

以下、①～④のそれぞれについて説明しますね。

①素肌の温度調節を行う

ムダ毛は、素肌の温度調節を行う役割を担っているそうです。

例えば、直射日光が素肌に直接当たってしまうと、体温が一気に上昇してしまいます。ムダ毛は素肌を直射日光から守ることで、体温の急激な上昇を抑えているのだそうです。

また、まだ洋服を着ることが出来なかった時代の話ではありますが、ムダ毛の量によって体温調節を行っていたそうです。例えば、冬にはムダ毛を多く生やすことで、寒さから素肌を守っていました。確かに、猫などの動物は、冬に体毛が増加してモフモフになりますよね（＾＾）

②外部の刺激から素肌や器官を守る

ムダ毛は、外部からの刺激を受けた際に、素肌や身体の器官を守る役割を担っていると言われています。

例えば、紫外線による刺激を素肌が受けるときには、ムダ毛が素肌を覆うことでその刺激を和らげます。また、外部から素肌に対して衝撃が与えられた場合も、ムダ毛がクッションの役割を担って、素肌に与えられるダメージを抑制するそうです。

また、Ｖラインなどデリケートゾーンのムダ毛は、生殖器官を守るために生えていると言われています。さらに、ワキ毛は、摩擦によって生じるダメージから素肌を守る役割を担っているそうです。

ちなみに、私は両アシ、両ウデ、及び両ワキの医療レーザー脱毛を受けたのですが、確かに脱毛後には素肌のシミやほくろが増えた気がします（＾＾；）恐らくですが、これまでムダ毛が紫外線による刺激を緩和してくれていたものの、その防御機能が失われたため、素肌にシミやほくろが出来やすくなってしまったのではないかと考えています。

③外部からの刺激を感知する

ムダ毛は、素肌に対して与えられる外部からの刺激を、素肌よりも前に受容する役割を担っています。

例えば、毛深いすね毛に毛虫がくっついたとします。すると、すね毛を通して「何かがくっついている」という刺激を脳が感知して、毛虫の存在を確認することが出来ますよね。このとき、まだ素肌には直接毛虫がくっついていませんので、素肌は刺されずにすみます。このように、素肌に危害が加わる前に、外部からの刺激を察知することが出来るのです。

なお、外部からの刺激を感知することで有名なムダ毛（ムダ毛と呼んで良いのか分かりませんが＾＾；）は、ずばり猫のヒゲです。

猫のヒゲは、非常に繊細な触覚器官として知られていて、わずかな空気の動きでも察知出来るそうです。また、平衡感覚を保つうえでも重要な役割を果たしています。

例えば、自分よりも大きな天敵が近付いてきたとき、その天敵の動きによって生じる空気の動きをヒゲが感知し、警戒態勢に入るそうです。また、猫のヒゲは目の神経に繋がっており、外部からの刺激を察知したと同時に、反射的に目を閉じて目を守ることが出来るそうです。

確かに、ヒゲを伸ばした人間の男性も、ヒゲによって空気の動きを感知出来そうですよね！一説によると、男性の場合、年をとって髪の毛が薄くなると、髪の毛が担っていた役割を代理で行うためにヒゲが濃くなると言われているそうです。人間のヒゲも、重要な存在なのですね。

確かに毛深いと蚊が肌に止まったときに「ハッ！」と気づきやすいね！
そういう意味では毛深いメリットもあるのかも！？

④身体の毒素を排出する

ムダ毛には、髪の毛とともに身体の毒素を排出する機能があると言われています。

食事などによって、身体の中にヒ素や水銀などが取り込まれることがあります。ヒ素や水銀などは、ご存知の通り身体にとっては毒素となる物質なので、すみやかに身体から排出させる必要があるのです。

そんなときに、血液を通して毒素を髪の毛やムダ毛に含有させ、髪の毛やムダ毛が毛穴から抜けることで身体から毒素を排出させているそうです。髪の毛やムダ毛は身体から完全に切り離されるので、理にかなった仕組みですね。特に脇毛は抜け落ちるサイクルが早いため、毒素の排出に適しているそうですよ。

このように、一見何の役にも立っていなさそうなムダ毛も、様々な重要な役割を担っているんですね（＾＾）

赤ん坊は毛むくじゃら！？

生まれたての赤ん坊は、全身に「胎毛」という毛がびっしりと生えています。胎毛の濃さには個人差があるものの、なかには黒々とした毛がしっかりと生えている場合もあるそうです。

赤ん坊は、母親のお腹のなかで「胎脂」という脂に包まれています。胎脂は、まだ素肌が未完成の状態である赤ん坊に対して、素肌の代わりを果たす役割を担っています。胎毛とは、この胎脂が羊水の中でも剥がれないようにするために生えているのです。

つまり、人間の全身に生えるムダ毛は、赤ん坊にとっては「生まれてくるために不可欠な存在」なのです！毛深いことで悩んでいる私たちにとって、ムダ毛が生えてくる毛穴の存在も疎ましくなることがあります。しかし、毛穴がなければ私たちは生れてくることも出来なかったんですね。

なお、赤ん坊の胎毛は３歳頃までには抜け落ちるそうです。そのため、生まれたばかりの子供を見て「毛深い子供が生まれてしまった！自分の遺伝か・・・」とショックを受けてしまった方も、３歳までにはムダ毛が薄い子供になるかもしれませんよ（＾＾）

現代でもムダ毛は必要なのか？

では、現代のような科学技術の発達した時代に、果たしてムダ毛は必要なのでしょうか？

個人的には、ムダ毛は不要だと思います（＾＾；）

ムダ毛の役割である体温調節は洋服や冷暖房、カイロなどで適宜コントロールすることが出来ますし、外部からのダメージも大半は洋服で守れます。直射日光や紫外線も、現代では日焼け止めや日傘で防御出来ますよね。体内の毒素の排出についても、髪の毛でも行われていますし・・・。

ムダ毛が濃いことで毎日悩むくらいだったら、脱毛してしまう方がストレスも軽減し、よっぽど身体に良い気がします（＾＾；）
ちなみに、私の母親はムダ毛が一切生えていないのですが、還暦の今でも病気１つしたことがない健康体ですよ～！

毛の役目は色々あるけれど「見た目」が悪いと清潔感に欠けてしまうから
結果、脱毛した方が良いんだよね！

まとめ

・ムダ毛には、素肌の温度調節や、外部の刺激から素肌や器官を守る役割がある。また、外部からの刺激を感知したり、身体の毒素を排出する機能もある。
・赤ん坊にとって、全身の毛は生れてくるために不可欠な存在！
・現代では、洋服や冷暖房によってムダ毛の役割を補うことが出来るので、ムダ毛は不要と考えられる。

いかがだったでしょうか？

普段私たちにとって憎き存在であるムダ毛。実は人間にとって大切な役割を担っています。労わってあげなければいけないですね・・・。

しかし、文明の発達した現在は脱毛した方がメリットは大きいと私は考えます。ムダ毛を愛する心を持ちつつ、潔く脱毛していまいましょう（＾＾）！